狭心症の方は特に熱中症にはご注意ください。

狭心症など心疾患のある方は熱中症などにも特に気を付けてください。

 

心臓は、体内にためた熱を血液に乗せて還流させ続けています。
熱い血液を体表に送り出し、冷えた血液をまた心臓へ迎え入れる血流を生み出すのは、心臓の収縮力、すなわちポンプとしての作用です。 

持病に心不全や狭心症があると、暑熱環境下に長期におかれた場合、心臓の働きが熱のくみ出しに十分対応できず、結果として、体内に熱がうっ滞(血液が正常に流れず、静脈内などに停滞すること)してしまいます。 


狭心症などの心疾患が熱中症の危険因子である理由は、ここにあります。
同じことは、心機能を抑える働きのある薬を内服している高血圧の患者にもいえます。
高血圧患者の場合、心臓のポンプとしての働きを抑えることで血圧を下げますが、これは熱交換の効率を下げ、熱中症の危険性を高めることにもなるからです。 

 

冬場の急に寒いところに出るのも狭心症にはよくないですが、熱中症の上記のような理由から狭心症には大敵ですね。 

熱中症の発生数は、確実に増加傾向にあります。それには以下の理由が考えられます。
真夏日、猛暑日、熱帯夜の増加や都会のヒートアイランド現象など、日本の夏が以前に比べて確実に暑くなってきていますね。 

 

高齢者、独り暮らし、経済的困窮者など、熱中症弱者といわれる人々の増加傾向にあります。
熱中症という言葉の認知度が上がったことで、熱中症と診断される患者数が増加したようですが、狭心症などの持病を抱えている方などは熱中症などにも注意が必要です。

 

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