「心臓病の方へー新型コロナウイルスについて医師が伝えたいこと」と題した日本医科大学 大学院教授 清水渉先生の情報と出会い一部引用して心臓病と新型コロナウイルについて自分の置かれた状況を考えたいと思います。
私は60歳の時に開業医からの紹介状をもって市民病院で診察を受け、2~3の検査の結果「すぐに帰って入院の手続きをしてください。」
本日いくら遅くなっても手遅れにならないうちに今日中に手術しますから・・・「途中で苦しくなったらこの薬を服用してください。病院までたどり着けば何とかしますから。。。」といわれあわただしく帰宅して再度病院についたのが午後2時ごろだったと思います。
すぐ看護婦さんが来られ、ちょうど今手術室が空きましたから4時から手術しますからそのつもりでいてください。と言われ初診から7時間後には手術台の上でした。
そんな関係で15年ばかりたった今でも投薬による治療と定期検診に通っています。そんな状態のときに発生した新型コロナウイルスです。
もしいま新型コロナウイルスに感染すれば持病と年齢からみても重症化しやすいだろうしまた運が悪ければ命の危険すらを感じています。
それだけに一層、心臓病-狭心症と新型コロナウイルスの情報が気になります。
心臓病と新型コロナウイルスについていろいろと調べていた時に出会ったのが日本医科大学 大学院教授 清水 渉 先生の情報でした。(更新日2020.4月9日となっています。)
ここから・・・
「感染が広がる新型コロナウイルス。基礎疾患がある人がウイルスに感染して肺炎を起こすと、重症化するリスクが高いことがわかってきました。
中国のデータでは、ウイルスに感染して集中治療室に入った人のうち、4人に1人が心臓病をもっていたという報告があります。
〇重症化しやすい理由
心臓は全身に血液を送り出すポンプの働きをしています。このポンプを動かすエネルギーを運ぶのが冠動脈。心臓に酸素や栄養を送る血管ですが、この血管が狭くなると「狭心症」、さらに詰まってしまうと「心筋梗塞」になります。
また、心臓が拡大して働きが悪くなってしまう「拡張型心筋症」という病気もあります。これらの病気で心臓の働きが低下すると「心不全」と呼ばれる状態になります。
新型コロナウイルスに感染して肺炎を起こすと、肺で酸素がうまく取り込めないため、血液中の酸素濃度が低下します。
心臓にはいつも以上に負担がかかるので、心臓の疾患がある場合はさらに苦しくなり、心不全が悪化してしまうのです。
心臓と肺は密接に関係しているため、心臓が悪くなると、肺炎もさらに悪くなる……というように重症化してしまいます。
〇いま 大切なこと
心臓病の方、また特に心不全のある方は、マスク着用と手洗い、アルコール消毒といった一般的な衛生対策をしっかり行うようにしましょう。
不要不急の外出を避けることや、人混みを避けるなど、人一倍、予防を徹底することが大切です。
また、心臓病の治療もしっかりと継続して行い、心臓の状態を維持していくことも必要です。
外出の自粛などで、体を動かす機会が減るかもしれませんが、心不全の状態に見合った適度な運動をすることも大切です。
運動不足だったり、生活リズムが変わったりすると、血圧が変化したり、体調が崩れやすくなりますので注意しましょう。
詳しくは:NHK健康チャンネル「【心臓病の方へ】新型コロナウイルスについて医師が伝えたいこと」https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1210.html
日本医科大学 大学院教授 清水 渉 (しみず・わたる)先生
早くこの新型ウイルスが収束して皆さんも元気な活気ある生活に戻れるように願うばかりです。