不安定性狭心症でステント留置手術後は「バイアスピリン錠100mg」という薬を服用しています。
バイアスピリン錠は血液を固まりにくくするお薬ですが、心臓病(人工弁)を患った知人がワーファリンという薬を飲んでいますが、ワーファリンってどんな薬かと思って調べてみました。
ワーファリンという薬は体内で血液が固まるのを防ぐけれど注意が必要な薬です。
ワーファリン(Warfarin)は抗凝固薬と呼ばれ、血液のかたまり(血栓)ができるのを予防したり、治療する薬です。

治療薬 ワーファリン
普通の状態では、血液が身体の中でかたまる(凝固する)ことはありませんが、血液の流れや血管が障害された場合、あるいは身体の中に人工弁や人工血管などの異物が存在する場合には、血液が本来持っているかたまる性質(凝固能)が高進して、血栓ができやすい状態になります。
ワーファリンは肝臓でのビタミンKに依存した凝固因子の合成を阻害して抗凝固作用を発揮します。
ワーファリンの効果は個人差が大きく、血液検査によって一人ひとりに最も適した投与量を決める必要があります。
投与量が多すぎると出血(鼻・皮下・歯肉出血、血尿など)の危険が高くなり、少ないと十分な治療効果が得られないことになります。このため定期的に受診して、必ず主治医の指示通り服薬することが大切です。
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ワーファリン服用時には日常生活や食事で気をつけなければならないことがいくつかあります。
食事に関しては、ビタミンKを多く含む食物の摂取は注意が必要で、納豆とクロレラは禁止してください。緑色野菜などは、1日量が過量にならない程度の摂取であれば大丈夫です。
また、次のような場合には、必ず主治医に相談するようにしてください。
(1)手術や抜歯をする場合
(2)新しい薬を服用したり(特に解熱鎮痛剤、鎮静剤)、いままで服用していた薬を中止する場合
(3)妊娠を希望する場合(ワーファリンには催奇形性があるので、ワーファリン服用中の妊娠は原則として禁止です)。